道中お気をつけて・・・
正しい使い方をしてますか?
相手に失礼がないよう学んでおきましょう。
道中お気をつけての意味
道中は「旅の途中」という意味で
お気をつけては「用心をして下さい」です。
旅の途中で用心をすることがあるのでしょうか?
昔の日本は電車や車などの
交通手段なんてありません。
長距離の移動は何日とかけて歩いていきます。
道中にあたる時間も長くなり
体力面でも体の弱い人には堪えますから
道中お気をつけては相手を心配する労いの言葉です。
現代での使い方
現在は交通手段の発達で苦労することなく
短時間で目的地まで移動できます。
道中気をつけるところがないんです。
細かく言えばトラブルはありますが
本来の長時間歩く行為に対する
道中お気をつけてではありません。
ただの移動だけする人に使うのは変ですし
今から出発する人に言うのも筋互いです。
適切に使うのだとしたら
旅先で知り合った人に対しての別れの挨拶として
使うのがベストです。
道中お気をつけての敬語
道中お気をつけても敬語として成立してます。
さらに敬語にする場合は
「道中お気をつけていってらっしゃいませ」です。
道中という言葉が古くさいなという方は
「遠方へのご外出、お気をつけていってらしゃいませ。」
この他にも
「楽しい旅になりますようお祈り申し上げます。」
なんかも良いです。
道中お気をつけてと言われたら
道中お気をつけてと言われたらどう返事するのが
1番失礼がないのでしょうか?
単純に考えれば身を案じてくれているので
「お気遣いありがとうございます」でしょう。
しかしこうは考えられないでしょうか?
あなたはどこで恨まれているか分からないから
身を守ったほうがいいですよと
思われているかもしれません。
そう解釈した場合だと
「私には敵など おらぬ!」でしょうか?
江戸時代だと「辻斬り」という行為が多く
刀の切れ味を試すために通行人を無差別に切られていたとか。
「辻斬り」は形をかえて「通り魔」として今でも起こり得るので
道中お気をつけては現代でも十分通用する言葉です。
道中お気をつけての英語
英語での道中は「on the way」(オン ザ ウェイ)、
「journey」(ジャーニー)、
「while traveling」(ホワイル トラベリング)、などです。
お気をつけては「be careful」(ビー ケアフル)、
「take care of」(テイク ケア オフ)、
「have a save」(ハブ ア セーブ)、などです。
組み合わせで何種類も作れますが
大きな意味の変化はありません。
「see you」や「bye bye」は肉親や友達に
使う言葉で、目上の人には使いません。
道中お気をつけての中国語
中国では「一路上要小心」(イルーサンヤオシャオシン)
「路上小心」(ルーサンシャオシン)と言われてます。
その他に「漫走」(マンソウ)、
「一路平安」(イルーピーアン)、などもあります。
「漫走」はいってらしゃいという意味ですので
親しい間柄の時に使う言葉です。
「一路平安」は日本の四字熟語にも使えそうです。
「一路平安(いちろへいあん)を願っております」とか
言えたらかっこいいですね。
まとめ
意味は「旅の途中用心をして下さい」
旅先で知り合った人に対しての別れの挨拶
敬語では「道中お気をつけていってらっしゃいませ」
英語では「be careful on the way」
中国語では「一路上要小心」
日本は古き良きを重んじる国ですので
こういう言葉はなくならないようにしたいですね。
接服で腹を切るときに使う
「介錯」(かいしゃく)がありますが
腹を切って痛がっている人の
首を切って楽にさせてやります。
ある種の思いやりとでもいうのでしょうか?
きれいに首をスパンと切らないと余計痛いですから
ある程度の技量も必要になりますし
介錯に任命されることは武士にとって名誉なことなのです。
形が違えど介錯をしてあげるような存在になりたいですし
介錯をしてもらいと思える関係を築きたいです。
あくまで例え話です。
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