雑学 イベント

旧正月に海外はなぜ祝う?日本だけがやらない驚きの理由とは?

 

 

春節になると中国人はお祭り騒ぎで

ユニクロの服を爆買いします。

 

 

それを冷静に対応する日本人ですが

 

 

旧正月は日本でもあったはずなのに

どうしてやらなくなったのでしょうか?

 

 

日本人らしい理由が隠されていました!

 

 

旧正月に海外はなぜ祝う?

 

海外が旧正月を祝うのは

古くからの宗教文化を残したからです。

 

 

いくら新しい暦「太陽暦」

世界共通で使われるようになっても

 

 

古くから根付いている旧正月を

祝うことは止めませんでした。

 

 

太陽暦の始まり

 

太陽暦が始まったのは紀元前5000年のエジプトです。

 

 

太陽が約365日の周期で巡っていることを知り

旧暦と違い、季節のズレがないので

使いやすく、世界中に浸透していきました。

 

 

世界でも最大級の「ナイル川」と共に

エジプト人は川の氾濫に悩まされてきた結果

生まれた暦なのです。

 

 

「便利」と「文化」は違う

 

確かに太陽暦のほうが誤差がなく

毎年、同じ季節に正確な周期でやってくるので

使いやすいと世界は認めました。

 

 

もともと月の満ち欠けを利用した

「太陰暦」を主に使っていたアジア諸国は

 

 

宗教にも大きく影響しているため

信仰の強い地域は現在でも使ってます。

 

 

日常生活では新暦を使うが

イベントの日程は旧暦を使うといった

ハイブリッドな方法を駆使してますね。

 

 

旧正月を日本だけがやらない理由

 

日本が旧正月を祝わなくなったのは

人権費の削減を図ったからです。

 

 

月給を多く払いたくなかったんですね。

 

 

ケチくさい国ですねー。

 

 

旧暦と新暦の違い

 

人権費が絡む理由は暦の違いからです。

 

 

新暦は1年が12ヶ月あるのに対し

 

 

旧暦は3年に1回は「閏月」(うるうづき)

という13ヶ月の月があります。

 

 

お給料を月賦で支払っている場合、

旧暦だと3年に1回、多く払うことになります。

 

 

明治政府の政策

 

明治になると西洋の文化をやたら取り入れ

「文明開化」と華々しく語っていますが

 

 

裏ではかなり財政が厳しい状態で

新暦をなんとか使わせようと

 

 

天皇すら使って市民に広めていき

次第に旧暦の文化が薄れていったのです。

 

 

採用の一歩手前まできた「世界暦」

 

1834年に考案されたイタリア人の

「マルコ・マストロフィニ」という人が

「世界暦」というものを考案しました。

 

 

1月1日を常に「日曜日」にするというものです。

 

 

毎年同じ日が同じ曜日になると

分かりやすいということで

採用運動が行われていましたが

 

 

1955年にアメリカが反対したのをきっかけに

だんだんと運動は衰退してしまいます。

 

 

2023年から採用されると

ちょうど正月が日曜日になるので

移行しやすかったのに残念です。

 

 

世界歴のカレンダー

1月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31

 

2月
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30

 

3月
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

 

4月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31

 

5月
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30

 

6月
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
6月31日は4年に1度の閏年(曜日なし)

 

7月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31

 

8月
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30

 

9月
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

 

10月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31

 

11月
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30

 

12月
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
12月31日は「世界年」で日付の概念なし

 

 

誕生日を考えると

「毎年、私の誕生日って平日やん」

ってなってしまいますね。

 

 

世界暦のメリット

 

ただ日常生活を送るための

楽観的な考えとしては良さそうな暦です。

 

 

世界暦のメリット

・毎年同じカレンダーが使える。

・祝日が常に同じ日になる。

・四季が等しく「91日」となる。

・四季の始まりが「日曜」、終わりが「土曜」。

・各月の平日が同じ「26日」になる。

 

 

私は宗教にこだわりがないですが

世界の目で見ると問題はありそうです。

 

 

世界暦のデメリット

 

デメリットは宗教的な問題でしょう。

 

 

世界暦では閏年を

6月31日と12月31日に設定してますが

曜日という概念がなく「無曜日」です。

 

 

これだと多くの宗教の教えにある

7日間のサイクルという神の教えに反します。

旧約聖書の「モーセの十戎」にこうあります。

 

 

「モーセの十戎」

六日の間働いて、何であれあなたの仕事をし、

七日目は、あなたの神、主の安息日であるから、

いかなる仕事もしてはならない

 

 

こう書かれてあることから深刻な問題ですし、

 

 

キリスト教にとって不吉な「13日の金曜日」が

1日増えてしまいます。

 

 

様々な人種がいるアメリカが

世界暦を受け入れないのも納得がいきますね。

 

 

まとめ

 

旧正月、なぜ祝う

海外が旧正月を祝うのは宗教文化だから

日本が旧正月を祝わないのは人権費の削減のため

「世界暦」という新しい暦が採用されようとしていた

 

 

宗教的な意味で旧暦は完全には

無くなることはありませんが

 

 

一番使える「太陽暦」が世界で認められ

使われていることに

なんか地球の一体感のようなものを感じます。

 

 

便利なものは生活に取り入れる。

 

 

いつまでも意地をはっちゃダメですね。

 

 

 

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