テニスのスムースとラフは
どういう意味なのでしょうか?
ここではスムースとラフの意味が分かります。
現代では使ってはいけない理由も紹介します。
今日にもテニス仲間に教えたくなりますね!
テニスのスムースとラフってどっち?
スムースがラケットの表
ラフがラケットの裏です。
ラケットに裏表があったんですね。
別に両面でボールは打てるのに
裏表が分からないといけない
理由があるのでしょうか?
裏表はテニスに必要?
実際のプレーでは関係ないですが
ゲーム前のサーブやコート選びで使います。
どちらかが「フィッチ」
(どっち?という意味)と言って
ラケットをクルクル回します。
スムースかラフか宣言したほうが的中すれば
サーブかコート、好きなほうを選択できるのです。
本格的なゲームになると
コインが使われることもあります。
普段からコイン持ってテニスしませんよね。
ボールはどっちで打つの?
ボールは裏表どちらで打ってもOKです。
反対に裏表バランスよく打ったほうが
ラケットの癖が出にくいです。
打つ前に裏表どっちで打つか
決めてる人なんていないと思いますが
プロの選手は感覚で裏表か
打ち分けている人もいるようです。
よく言われているのがテニス界の皇帝
ロジャーフェデラーです。
よくラケットをクルクル回して構えていますが
フォアハンドを打つ面はいつも一緒らしいです。
面を決めて打つことにより
グリップが手に馴染みやすいとか
ガットの負荷が1ヶ所に集中して
切れやすくなるとかありますけど
プロの厳しい勝負の中の話です。
私は何も考えずクルクル回してます(^^)
現代で使われない訳
現代のラケットには
スムースとラフは付いていません。
付いてもいないのに言うのは変ですよね?
ウッドラケットの特徴
ウッドラケットには「飾り糸」が
裏表を見分けるために付いていました。
今でいう振動止めを付ける位置ですが
振動を止める役目はなく
他に裏表を記す手段で使われていました。
英語でスムースは「なめらかな」という意味で
ラフは「ざらざらした」という意味です。
飾り糸には滑らかな面とざらざらした面があり
その特徴を裏表の判断に利用したのですね。
飾り糸なしで見分ける方法
現代のラケットには飾り糸なんてないので
グリップエンドのロゴを見て判断します。
グリップエンドにはメーカーのロゴが入っており
読める向きなら「上」
逆さになっていたら「下」と
簡単に見分けるように出来ています。
スムース・ラフはもう古い
今のラケットに飾り糸ないのに
スムース・ラフの言い方は適切ではありません。
現代では「アップ」「ダウン」で
呼び合うことが海外をみても多いです。
若い世代は知らないこともあります。
古い考えはどんどん捨てていきましょう。
究極の見分け方
飾り糸もグリップエンドのロゴもない場合
ガットの結び目の位置で見分けることができます。
ガットを貼れる上級者の方も
気にしていないかもしれませんが
ガットを貼り終わった
最後の結び目の糸の切り口は
裏側にくるのが決まりなんです。
ガットの結び目は全部で4ヶ所ありますが
あなたのラケットは全部同じ向きですか?
まとめ
スムースが表、ラフが裏
裏表はゲーム前のサーブやコート選びで使う
昔のウッドラケットには「飾り糸」があった
現代のラケットはグリップエンドのロゴを見て判断
現代では「アップ」「ダウン」が多い
昔のウッドラケットで打ったことあります?
会社の集まりでテニスをやったときに
年配の上司がマイラケットで
ウッドラケットを持参してきました。
重いし面が小さいしで
疲労速度が違ってきますねー。
スライスやネットプレーが
多様されていたのもうなずけます。
この先のラケットの進化に
期待していきましょう!
テニスコートのサイズはこちらの記事で!
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