テニスを見てると「デュース」ってよく聞きます。
人によっては「ジュース」と言ってるし
どっちが正しいのか分からなくなります。
ここを見て白黒ハッキリさせて
明日から堂々とコールしていきましょう!
「ジュース」と「デュース」 どっちが正しい発音?
![](http://allzatugaku.com/wp-content/uploads/2021/03/3453649_m.jpg)
正しい発音は「デュース」のほうです。
だって「ジュース」はただの飲みものですよ。
ドリンクタイムをコールする必要ないですね。
「デュース」は英語ではない
「デュース」は英語で調べても出てきません。
つづりとしては「deuce」とありますが
意味は「トランプの2の札」「サイコロの2の目」
「二世」のことをデュースと呼びます。
本来のデュースの意味とは違うようです。
「デュース」の由来
テニスはフランス発祥のスポーツなので
「デュース」はフランス語からきています。
フランスで数字を数えるとき
「アン、ドゥー、トロワ」って言いますよね?
ダンスのバレエを踊るときによく言ってます。
「2」を表すドゥー(deux)が2つあるという意味で
デュース(deux s)と呼んでいます。
どんな時に使う?
「2」が2つあるってどういう事?って思いますが
テニスのルールとして、あと1点取れば
ゲームポイントやセットポイントになる状態が
両プレイヤーに訪れた場合、「デュース」となります。
デュースになった場合、相手と2点差を広げないと
ゲーム(セット)ポイントが取れないことから
2人とも2点連取しないといけないという意味で
ドゥーの複数系である「デュース」なのです。
発音は難しい
「ジュース」と呼ばれるようになったのは
日本人の聞き間違いからです。
耳で聞いた言葉を文字にするのってなかなか大変です。
フランス → アメリカ → 日本と
まるで伝言ゲームのようですね。
昔はジュースと言っても誰も気にしてませんが
国際社会になるにつれ、本場のフランス人が
「これ、発音違くね?」となった訳です。
他にも最近になって直された言葉はあります。
ガンジー → カンディー
リンカーン → リンカン
ヒットラー → ヒトラー
ルーズベルト → ローズベルト
マゼラン → マガリャンイス
正解はないので議論しにくい話題です。
日本語の発音は難しい
![](http://allzatugaku.com/wp-content/uploads/2021/03/4120258_m-e1614920086459.jpg)
2021年の全豪オープンで優勝した
「大阪 なおみ」はプレーはもちろんのこと
インタビューでの発言も世界的に注目されています。
日本人が「大阪」と発音する場合、
「おおさか」と前の部分にアクセントがあるのに
外国人は「おおさか」と後ろにアクセントがきます。
天ぷら、すき焼き、寿司なども同様です。
日本人が英語を話しても
変なアクセントにはならないはずです。
日本って変わった国だなということですね。
まとめ
正しい発音は「デュース」
「デュース」はフランス語からきた言葉
「2」を表すドゥー(deux)が2つあるという意味
2人とも2点連取しないといけない場面で使う
発音がおかしいことはたくさんあります。
でも日本語じゃない限り正解なんてないです。
だから発音が違ってるなと思っても
そっとしておいてあげるのが良いでしょう。
せめて自分だけでも正しいと自負できるように
しっかり知識を身につけておきましょうね!
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