テニスラケットの振動止めって意味あるの?
ここではテニスラケットの
振動止めの効果について分かります。
振動止めの付け方には決まりがあるのでしょうか?
振動止めについて正しい知識を身につけて
さらなる上達のステップにしましょう!
テニスの振動止めって効果あるの?
テニスラケットの振動止めには
ボールを打ったときの衝撃を吸収する効果があり
付けるだけで明らかに変化が分かります。
2㎝ほどの小さいパーツなのに
効果が出るなんて頼もしい存在です。
小さい分、すぐ取れてしまうので
探すのが大変ですけどねー。
振動がなくなる
振動止めといってるくらいですから
ボールを打ったときの振動が軽減されます。
テニスラケットに張っている糸(ガット)は
肉眼では見えませんが、
ボールが当たる度に 波打っています。
振動止めは、防波堤のような役目をしており
ガットからの波をせき止め
ラケットフレームまで
波をこさせないようにしてます。
ラケットにまで波のような振動がこなければ
握っている手にも伝わらくなるのです。
打球音が変わる
振動止めを付けていないと、カーンと
音程が高く、長く響く打球音になるのに対し
振動止めを付けると、バコッと鈍い音になります。
これはラケット面の中心付近で
ボールを捉えたときの話なのですが
振動止めが付いていると
中心を外しても音が変わりません。
安定した打球感を与えてくれるということですが
どこに当たったか感覚が分かりずらくもなります。
打球音の心地よさは個人差がありますが
重低音好きな私としては
振動止めが付いてる打球音が好きです。
振動止めの付け方を分かりやすく紹介!
振動止めの付ける位置は横糸の1番下段、
縦糸中央に合わせて付けるようにしましょう。
最も張っているガットの距離が長く
持ち手に振動がダイレクトに伝わる
縦糸の中央2本に またいで付けます。
ラケットに張ってあるストリングパターンは
必ず偶数になっているので
振動止めも合わせて作られています。
テニスの公式ルールにも載っています。
振動止めは外側のガットに付ける
テニスの公式ルールの1文に
「振動止めは ラケットのストリングの
外側の部分のみとする」と書かれています。
絵で表すと赤線部分です。
↓ ↓ ↓
意外と知りませんよね?
私もみんなのマネをして
付けていただけなので知らなかったし
他の位置は考えてもなかったのすが
振動止めはサイドや上に付けてもいいんです。
手に振動を受けないようにするが目的なので
持ち手に近いところに付けるのが
一般的な常識と覚えておきましょう。
いろんなタイプがある
単に振動止めといっても
形や機能はさまざまです。
面の1点だけに付ける ワンポイントタイプ。
横に長い ロングタイプ。
落ちにくい ヒモタイプ。
フレームに直接付ける フレームタイプ。
もっと探せばいろんな振動止めがあり
こだわってると沼にハマります。
どれが好きかは個人差があるのですが
振動止めが小さいほど上級者とか
大きい振動止めは下手なやつとかありません。
私はそう思っていましたので
なるべく小さい振動止めを選んでいました。
腕が痛くならないって本当?
振動止めを付けると腕が痛くならないのかは
特に関係はありません。
単に打ち方に問題があるだけで
振動止めのせいにしないでください。
むしろ振動を起こさせている
自分自身に原因があります。
しかし、すでに腕を痛めている人は
ちょっとした振動で痛みが悪化するので
振動止めを付けたほうがよいです。
振動止めを外してみる
普段から何気なく付けている振動止め。
1度外してボールを打ってみませんか?
私も最近、振動止めを外して打ってますが
うまく当たったときの感触が
たまらなく気持ちいいです♪
あ、これアウトだなって思ったボールも
ベースライン手前で入るようになったり
インパクトを厚く当てる意識も
持てるようになりました。
どの振動止めが合ってるか悩むより
どのフォームで気持ちよく打てるか
考えてたほうが上達の近道になります。
まとめ
振動止めの効果は振動軽減・打球音に影響する
付ける位置は横糸の1番下段、縦糸の中央2本に合わせる
腕が痛くならないのとは関係ない
外したほうが気持ちよく打てる人もいる
振動止めは付けたほうがよいというものではなく
打球感を調整するツールなだけなので
回りがみんな付けているからといって
合わせる必要なんてありません。
私はどちらかといえば付けない派です。
憧れのフェデラー選手も付けていないし
ないほうがシンプルで玄人感が出ます。
実際、打球感や音も変わりますが
慣れてしまえば どうってことないので
振動止めから卒業も検討してみましょう。
ガットが嫌ならフレームに付ける振動止めもある!
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