テニスって試合中、コーチがいません。
コーチングバイオレーションとは何でしょうか?
ここではコーチングバイオレーションの意味が分かります。
なぜテニスではコーチングが禁止されているのか?
これでテニスの奥深さを知ることができますよ!
テニスのコーチングバイオレーションとは?
![](http://allzatugaku.com/wp-content/uploads/2021/03/3341607_m.jpg)
テニスはコート内にコーチが入るのを禁止しています。
コーチは観客席から見守るしかありません。
選手にアドバイスをしようと思って
大声で叫んだり、
ジェスチャーで表すと違反となります。
コーチは日本語で「指導する人」、
バイオレーションは「違反」です。
選手ではなく、コーチに対する違反となります。
コーチングバイオレーションでどうなる?
審判からコーチングバイオレーションを受けると
選手にペナルティーが与えられます。
1度なら問題ないのですが
何度もペナルティーが重なった場合
相手にポイントが与えられます。
さらにひどいと退場を受けるケースもあります。
コーチが興奮したって選手には関係ないですから
邪魔しないように見守っていてほしいですよね。
コート・オブ・コンダクト
テニスには「コート・オブ・コンタクト」という
独自の心得が全部で9カ条あります。
① 意図的なゲーム遅延
② コーチング
③ 声による淫らな表現
④ 言葉での侮辱
⑤ 身体に対する侮辱
⑥ しぐさによる淫らな表現
⑦ ボールの乱用
⑧ ラケットまたは用具の乱用
⑨ その他スポーツマンシップに反する行為
どのスポーツでも言えることばかりですが
テニスは1人で戦うことが多いので
大きい試合になるほど
精神状態を一定に保つのは難しくなります。
テニスはメンタルのスポーツと言われるわけですね。
コーチングはなぜ禁止されているのか?
![](http://allzatugaku.com/wp-content/uploads/2021/03/2038478_m.jpg)
テニスは紳士なスポーツだとよく言われます。
テニスの始まりは中世のフランスで
修道院の中で始まった貴族の「遊び」からです。
遊びでやってたのだから審判なんていないし
ジャッジは自分らでやるしかありません。
イン・アウトの判断を敵となる相手に任せる。
これは勝敗を決めるスポーツにとって
かなり矛盾したことです。
対戦相手のことを信じて戦うのが
テニスが紳士のスポーツと言われるわけですね。
コーチなんていなかった
昔からの「遊び」として発展したテニスなので
遊びでやってるのにコーチなんか必要ありません。
しかし、現在のテニスは違いますよね?
賞金や名誉のために真剣にやってます。
昔からの習わしでコーチングは禁止ですが
セルフジャッジする必要がなく、
公平に戦えるようになったプロの試合では
コーチングできるようになりつつあります。
今後のコーチング
国別の団体戦「デビスカップ」などでは
コートチェンジやセットが終わる時に
他のメンバーやコーチが集まって
話している光景を見かけます。
あまり見慣れない光景なのですが
不自然な感じもしないです。
おそらく「卓球」の雰囲気と似てるからですね。
卓球はなぜコーチング出来る?
![](http://allzatugaku.com/wp-content/uploads/2021/03/039729-300x188.jpg)
卓球はテニスの後から生まれたスポーツです。
もともと「遊び」だったテニスが
競技化された19世紀後半のイギリスで
雨でテニスが出来ない代わりに
食堂のテーブルをコートにして
始めたのがきっかけです。
もはや遊びでやっておらず、
コーチもついたテニスから派生していることから
コーチングが認められています。
例え仲間同士で遊びの卓球をやっても
テニスほどラインジャッジが難しくないので
紳士的なはからいは必要としませんよね。
まとめ
テニスはコート内にコーチが入るのを禁止している
観客席から大声で叫んだり、ジェスチャーで表すと違反
コーチングバイオレーションは選手にペナルティーがつく
テニスは貴族の遊びなので、コーチする必要ない
ルールは変わっていくものなので
コーチングの解禁も言われてるようです。
私としてはプレーを見たいから
コーチングによる時間延長がなければ
あってもいいんじゃないかと思います。
コーチング解禁による不正や八百長などが
起きないようにしてほしいですね。
この先、テニスがどう進化していくのでしょうか?
「ジュース」と「デュース」正しい発音は?
↓ ↓ ↓
テニスで言ってる「ジュース」と「デュース」 どっちが正しい発音なの?