雑学 テニス

テニスのオムニコートってどんな特徴なんですか?海外にはあるの?

 

 

テニスにはオムニコートがありますが

どんな特徴があるのでしょうか?

 

 

ここではオムニコートの特徴が分かります。

 

 

海外にもオムニコートがあるのでしょうか?

 

 

誰かに教えたくなること間違いなしです!

 

 

テニスのオムニコートの特徴

 

オムニコートの最大の特徴はランニングコストの安さです。

 

 

建設費は安くはありませんが、維持費が安いです。

 

 

おまけに水はけが良く、

管理者にとったら最適なコートと言えます。

 

 

建設費の違い

 

コートの種類は他にもありますが

オムニコートが建設費が安いわけではありません。

 

 

おおそよの建設費を比べてみましょう。

 

 

コートの種類別 建設費

コートの種類 1面辺りの費用 耐久性 メンテナンス
クレーコート 約177万円 5年 1年に1回
ハードコート 約477万円 12年 7年に1回
オムニコート 約250万円 5年 1年に1回
グラスコート 約390万円 10年 半年に1回

※青野スポーツ施工株式会社様のサイト参照

 

 

比べてみるとクレーコートのほうが

全てのコストを考えると安いです。

 

 

クレーといっても学校のグラウンドのようなコートや

高級な赤土(レンガの粉)を使ったコートもあります。

 

 

しかし日本はオムニコートが約5割を占めています。

 

 

日本にオムニコートが多い理由

 

日本にオムニコートが多い理由は降雨量の多さです。

 

 

日本は1年で100日ほど降る、雨の多い国です。

 

 

クレーやハードコートでは

少しでも雨が降ると中止となってしまい

コートにビニールカバーをする必要もあります。

 

 

オムニコートなら多少の雨でも続けられ

カバーをかけることが必要ないうえに

 

 

水はけが良いため、

雨上がりにすぐプレーができます。

 

 

管理者の立場から見てみれば

なるべく多くの人にコートを利用してもらい

コート代を徴収できることになります。

 

 

まぁ日本人らしい考えと言えますねー。

 

 

コート使用後のブラシかけだって

なんか外国人はやらないような気がします。

 

 

オムニコートは高齢者に優しい

 

芝とクレーの両面の特徴があるオムニコートは

急速が落ち、ボールが弾まないです。

 

 

まさに初心者向きといったコートです。

 

 

また、日本ではテニスを

生涯スポーツと捉えている人が多く、

 

 

高齢者のテニス人口が多いことから

オムニコートがマッチしたのですね。

 

 

オムニコートって海外にはあるの?

 

オムニコートは海外にはほとんどありません。

 

 

世界の大会を比べてみても

ハードとクレーコートの試合がほとんでです。

 

 

オムニコートは日本が発祥

 

実はオムニコートは日本の企業が開発してます。

 

 

1983年に「住友ゴム工業」が人口芝のコートを

オムニコートと名付け、世に出したのが発端で

住友ゴムが商標登録しています。

 

 

その後も各社が人口芝コートを開発していますが

なぜか名前はオムニコートになってしまいます。

 

 

名前の影響力はすごいですね!

 

 

オムニは英語だと「全て」という意味です。

 

 

全てのコートの特徴を混ぜたようなコートですよね。

 

 

海外には普及していない

 

日本では認知されシェアされていますが

海外にまで渡ることはなかったようです。

 

 

もっと営業していけば増えるかもしれないですが

日本でも批判的な意見が多いです。

 

 

滑るし、砂が入って汚いとか…

 

 

私もあまり好きなほうではないですねー。

 

 

横に振られて走ってショットを打つとき

滑りながら打つ感じになります。

 

 

体の硬い私からみると

ポテンシャル以上に股関節が伸びるので

終わってから股関節が痛いんですよね。

 

 

貞子さん
貞子さん
もっとストレッチしなさい!

 

 

プロ目線だとオムニはいらない

 

元プロテニスプレイヤーの「伊達 公子」さんが

日本テニス協会に対し、論文を書いてます。

 

 

192ページにも渡る大作なのですが

結論だけ載せておきます。

 

 

【日本人テニスプレイヤーの世界トップレベルでの

活躍を阻むコートサーフェス】

 

第5章 結論より抜粋

 

世界のトッププレイヤー(WTA200)の育成・強化期は

ハード及びレッドクレーで練習していること、

また世界のトップツアーコーチの多くは

ハード、クレーで指導していることが明らかであった。

 

その一方で、日本におけるプロを目指している

小・中学生はハード、砂入り人工芝で、

高校生はクレー、砂入り人工芝で練習している。

 

しかしながら大会は、高体連が砂入り芝、

国内におけるジュニア国際大会は主にハードと異なる。

 

世界で戦うための練習環境に対する認識が

プレイヤーでもコーチでも世界と日本では異なり、

世界はハードでの育成がスタンダードである。

 

日本でトッププレイヤーを育成するには、

ハードコートの整備が欠かせない環境要因である。

 

多くのプロを目指すプレイヤーが

学校に在籍するジュニアにとって、

出場大会である国体やインターハイなどを、

ハードコートで開催することや、

これらの大会の開催に向けたコート再整備で、

ハードコート及びレッドクレーのサーフェスに

切り替えることが、世界トッププレイヤーを

育てることへの近道であることを

多くのテニス関係者が認識すべきである。

 

育成・強化期は非常に大切である。

 

多くのプロを目指すプレイヤーたちが、

砂入り人工芝で練習を行うことは、

戦術的に狭くなってしまうこと、その上で、

世界のツアーを廻るようになってから、

戦術的な幅を広げる為に、新たなテクニックを学び、

フットワークの改善も行わなければいけないのが現状である。

 

よって育成・強化期に育ったサーフェスによって、

プレースタイルが作られると言っても過言ではないと言える。

 

プロを目指すプレイヤーたちのコーチにおいても、

ごくわずかのコーチが、

砂入り人工芝で育つことに危機感を感じているが、

やはり世界の現場を見て、

プレイヤーと共に戦ったことの経験を持ち、

プレイヤーがもがき苦しんでいるのを、

一緒になって体感しないと

本当の意味での実感は薄いのであろう。

 

今回の調査の結果で、そのことが

否定できないことは明らかになった。

 

世界では、ハード・クレーが主流であること、

国際大会とサーフェスが違うといった、

大筋の認識があっても、

それがどのような影響を及ぼすかといったことまで考え、

理解することには至っていない。

 

ジュニア期の育成・強化期であれ、

天候に左右されずに仕事ができることが、

最優先のコーチが多かったからである。

 

世界で戦い、そしてより世界のトップへ近づくプレイヤーが、

日本から育っていくのを期待するだけに、

残念でならないがこれが現実である。

 

何より、今回の調査で驚いたことは、

多くのプレイヤーの中にも、今の時代は、

砂入り人工芝でしか育っていないプレイヤー世代であり、

悪い印象を持っていないことだ。

 

テニスを始めた時から砂入り人工芝であり、

その砂入り人工芝しか知らずに育ってきているからである。

 

今や、世界のトップ 10 レベルで戦っている錦織圭選手は、

10 歳までの日本での練習環境時代を思い出し、

アンケートに答えてくれた。

 

回答に、砂入り人工芝コートはやりづらいという印象がなかった。

 

その後、世界に行くことにより、

世界と日本との練習環境が大きく変わり、

砂入り人工芝でプレーをする機会すらない今の彼にとっては、

「好きではない」という印象になり、違和感を主張した。

 

国内における国際大会で、

より多くのポイントを獲得しようと長年、

出場し続けるプレイヤーが多くいる。

 

国際大会といっても多くが日本人、

アジア人が多いことになる。

 

欧米からのプレイヤーもそれほど多くはないものの、

今、世界のトップレベルにいるプレイヤーも

プロになった頃のランキングアップの足がかりに日本へ来て、

駆け上っていったプレイヤーもいなわけではない。

 

欧米のプレイヤーに負けても、プロになる

多くの 10 代後半からではプレースタイルを大会に出場しながら、

改善していくことは簡単ではないだけに、

すでに持ち合わせているテクニックで

戦うしかないプレイヤーを多く見てきた。

 

プレイヤーはもちろんであるが、同時に、

コーチが何より危機感を感じていなければ、

変わることは難しいということが言える。

 

コーチの立場で、やりやすい環境でやっていても、

プレイヤーが戦いやすい環境だけで戦っていても、

将来はないと断言できる。

 

次世代の日本テニス界を担う子供たちの可能性を広がるために、

日本のテニス界を考えられる人が増えることが必要である。

 

それぞれの立場で、テニス界に携わっている人たちの

気づきのきっかけになり、より高いレベルでの世界に目を向けた

日本テニス界の発展へと結びつくことを期待したい。

 

 

 

簡単にいうと海外の土俵に合わせなさいということです。

 

 

みんながハードやクレーコートで練習できる

環境ではないですから

 

 

テニスが雨で出来なくなるという大人の事情で

子供達の伸びしろを摘んでしまってはいけません。

 

 

名古屋市役所に殴り込み

 

そんな論文の存在を知ってのことか

 

 

2026年に開催されるアジア競技大会で

テニス会場となる「東山公園センター」

大会に合わせてハードコートに改装中だが

 

 

大会終了後にオムニコートに戻す動きを聞きつけ

伊達 公子さんらは異議を唱えてます。

 

 

名古屋側は市民にアンケートしたうえで

オムニコートに戻してほしいという意見が

多かったためと主張してしますが

 

 

伊達さんらの主張も聞き入れ、

半分だけ戻すような「ハイブリッド化」に

なるのかどうなのか?

 

 

今後のテニスコート建設に

大きな影響を与えそうですね。

 

 

まとめ

 

オムニコート

建設費は安くないが、維持費が安い

水はけが良く、雨がよく降る日本の天気に対応

急速が落ち、ボールが弾まない初心者向き

オムニコートは海外にはほとんどない

「伊達 公子」はオムニコートの危険性を訴えている

名古屋市の「東山公園センター」のコート建設に注目

 

 

確かに伊達さんの意見はもっともですけど

すでにオムニコートのシェアが約5割という日本で

革命が起こるのは時間がかかりそうです。

 

 

私はこの活動を支えていきたいですね。

 

 

せっかくスピンサーブが打てるようになっても

球が跳ねないオムニコートじゃ意味ないです。

 

 

大人の利益を求めるのではなく

子供達の未来を考えてあげましょう!

 

 

 

試合こそ最大の練習です!

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