まもなく数百年に一度の大地震がやってくると言われてます。
皆さん、地震被害の備えは出来ていますか?
被害を受けてからでは遅いのです。
そして日本には立派な風習「神頼み」があります。
地震被害を少なくするには
被害を少なくするには一人ひとりの地震の備えが大切です。
「誰かがやってくれるから」とか考えないで下さい。
いざとなったら誰も助けてくれませんよ。
地震がおさまるまで身を守る
地震には P波 と S波 があります。
まず軽めのP波がきます。
アルファベット順で先に出てくるので早く来ると覚えれますね。
その後にS波が来ます。
最大警戒されている「南海トラフ地震」の推定マグニチュードは
M9ぐらいって言われてます。
2016年の熊本地震が M7.3、2011年の東北地震が M7.6なので
このデカさが伝わるでしょう。
そんな地震が来られたら 身を守る ことしか出来ないです。
地震がおさまるまで必死に耐えて次に備えてください。
非常物資を持って避難
南海トラフ地震が発生した場合、
一番被害が大きくなる要因は「津波」です。
最大で 30メートル級の津波が来る と言われています。
来るのにはタイムラグがあるので、避難する余裕はあります。
ただ、周辺一体の住民が一斉に動くことになるので
街中がパニックになっているでしょう。
そんな時に使うのが「ハザードマップ」です。
各自治体で作成しているので、スマホのデータではなく
紙ベースで非常持出袋に入れておいて下さい。
避難所へは行けなくても、津波の被害からは逃れます。
一度マップを見てどうやって避難するか
シュミレーションしておいたほうが良いですね。
被害ない地域で災害意識を高める方法
「たぶん生きてるうちには地震来ないから大丈夫」
って思ってる人多いと思います。
どのようにしたら防災意識を高める事が出来るでしょうか?
神頼みの前にまずはこちらをやっておきましょう。
周りの人と話し合う
同居人・ご近所さん・家族・同僚などと災害について
話をしておくと、
「自分ひとりの問題じゃないな」と思い、
これだけでも行動に変化がみられます。
自分の有効な知識を伝えたくなったり、
他の地域で地震があると、みんな大丈夫かな?って
確認したりする訳です。
自分からすすんで話していってみましょう!
困った時の神頼み
出来る限りのことはやった…
あとは地震がこないよう「神頼み」の風習を使います。
実は 地震にまつわる神社 がいくつかあるんです。
要石で有名な鹿島神宮と香取神宮
茨木県鹿島市にある鹿島神宮と千葉県香取市にある香取神宮には、
地震を鎮めると言われる 要石 があります。
鹿島神宮と香取神宮の要石が、それぞれ大鯰(まなず)の頭と尾を
押さえる杭だと言われていて、鹿島神宮の要石は凹型、
香取神宮の要石は凸型の形をしています。
鹿島神宮では地震・災難除けの要石守を頂けます。
香取神宮でも「要石」という字が入った災難除けのお守りを頂けます。
両神宮の神様が出雲に出かけて留守になる神無月(かんなづき)に
大きな地震が起きるということで、1854年安政江戸地震 のときには、
大鯰と要石を描いた瓦版やお札が人気を集めたそうです。
伊勢神宮や熱田神宮と同レベル級の格式高い場所です。
大村神社
三重県伊賀市にも要石のある大村神社があります。
ここでは、鯰の絵馬や可愛い鯰のお守りを頂けます。
鹿島神宮、香取神宮と深い関係がある神社です。
伊賀市のお隣の名張市には 名居神社 という神社があります。
名居「なゐ」は地震を意味する ことから、地震から伊賀を守る神社
だったのではないかという説もあるようです。
細江神社
細江神社は、浜松市北区細江町にある神社です。
地震除けの絵馬やお守りを頂けます。
この神社は、元は浜名湖入口の守護神として鎮座していた
角避比古神社(つのさくひこじんじゃ)との関わりで
地震に関わる神様と言われています。
角避比古神社は由緒ある神社でしたが、明応7年8月25日(1498年9月頃)
に起きた 明応地震 で津波によって流出しました。
細江町の赤池の里に漂着した御神璽を祀っていたようですが、
1510年に新しく社殿を作ったようです。
明応地震は、南海トラフ地震の一つと言われている地震で、
大きな津波を伴ったようです。
浜名湖と太平洋との間の砂州が切れて「今切」ができたとか。
太平洋と浜名湖の境目。現在は浜名湖大橋が架かっている。
まとめ
地震がおさまるまで身を守る
非常袋を常備しハザードマップを使って避難
周りの人達と防災について話合っておく
備えを万全にしたら あとは「神頼み」
研究者の方々が地震の研究をすすめていってくださり
今は 緊急地震速報 もあります。
自分に有効なものは取り入れて周りの人に教えてあげましょう。
それで防災意識は高まるはずです。
知り合いと旅行がてら神頼みツアーも良いですね。
道中、防災に関わる話が自然と出てきます。
最後に無事を祈って「大ナマズ」の絵を描きました。
きっと鎮めてくれることでしょう…