謹慎とは何でしょうか?
ここでは謹慎の言葉の意味や使用方法について紹介しています。
普段、使わない言葉ですが
知っておくと万能な言葉でもあります。
年賀状の時期に人に教えたくなりますよ。
謹製とは何でしょうか?
謹製(きんせい)とは心を込めて製造したものです。
あまり聞き慣れない言葉ですよね。
謹製は食品業界でよく使われる言葉です。
よくお中元、お歳暮などの贈り物に
「〇〇屋 謹製」という言葉を付けています。
製造者がお客様のために丹精込めて作りましたという
最上級のかしこまった表現です。
一般庶民では なかなかお目にかかれない訳ですね。
他にも「謹呈」(きんてい)とも呼ばれたりします。
謹む(つつしむ)
謹製の「謹」という文字は
「謹む(つつしむ)」からきており、
「相手を敬い、かしこまった態度をとること」
という意味があります。
謹んで承る。
謹んでお悔やみ申し上げます。
謹んでお慶び申し上げます。
謹んでお詫び申し上げます。
謹んでお受けいたします。
このように最上級の敬いの言葉であると共に
どんな場面でも使える万能さもあります。
謹製を使わないといって安心してはいけません!
謹製と書かれた贈り物なんて もらう機会ないから
私には縁がないと思っていませんか?
「謹」は身近なところに潜んでいます。
謹賀新年(きんがしんねん)
「謹賀新年」は年賀状で使う言葉です。
あまり意味を知らないのではないでしょうか?
「つつしんで新年を祝う」という意味です。
謹むという言葉は目上の人に使うのが一般的ですが
誰に対しても使える言葉なので失敗はないです。
知っておいて損はないでしょう。
年賀状の言葉には「賀正」(がしょう)や
「迎春」(げいしゅん)もありますが
この2つは軽いあいさつ程度の言葉です。
目上の人には向かない言葉なので
多くの人に同じ内容の年賀状を送る場合は
「謹賀新年」のほうが適しています。
謹慎(きんしん)
謹慎は謹む(つつしむ)と慎む(つつしむ)が
合わさった言葉です。
謹むが「相手を敬い、かしこまった態度をとること」に対し
慎むは「過ちをしないように気をつける」という意味です。
これが合わさると「罰として閉じこもる」となります。
自宅謹慎とかよく聞きますね。
現在はいろんな分野で謹慎処分がありますが
江戸時代では完全にドアを施錠して昼間外出できなくする
「刑罰」として使用されていました。
刑事ドラマで謹慎中の刑事が勝手に
捜索しちゃうことがよくありますね。
謹慎はプライベートまでは制限せれてないので
休めてラッキーくらいの感覚ですが
事件の捜査は「業務」なのでできません。
まとめ
謹製(きんせい)とは心を込めて製造したもの
謹むは相手を敬い、かしこまった態度をとること
謹賀新年は目上の人に向けた言葉
謹慎は罰として閉じこもること
私の人生の中で「謹製」と書いた贈り物を
頂いた記憶がありません。
ただ気にしていなかっただけかもしれません。
気にしてみると意外に身近にあったりする
可能性があるので、もし見つけたら
あなたは神様のように思われてますね。
そう思うだけで幸せになれます。
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