雑学 テニス

テニスとスカッシュの違いを丁寧に解説!ラケットに共通点ある?

 

 

テニスとスカッシュは何が違うの?

 

 

ここではテニスとスカッシュの違いが分かります。

 

 

まだ日本に馴染みのないスポーツですが

テニスに応用できる部分があるので

今回はスカッシュについて解説していきます。

 

 

テニスとスカッシュの違い

 

スカッシュはテニスと非常に似ているスポーツです。

 

 

ボールをラケットで打ち合うのは変わりありません。

 

 

しかし、スカッシュは四方を壁に覆われており

横や後ろの壁にボールが当たってても良いという

テニスでは考えられないルールがあるのです。

 

 

コートの違い

 

コートはテニスの半分のサイズになります。

 

 

テニスでいう「壁打ち」のような形となり

壁に打ったボールを交互に打っていきます。

 

 

前面の壁にある横線の上を狙い打つので

ネットは付いていません。

 

 

テニスだとラインにボールが少しでも触れていれば

「イン」判定ですが、

 

 

スカッシュではラインにボールが触れると

「アウト」判定となります。

 

 

テニスと比べてネットラインの高さが

43㎝とかなり低く設定されており

 

 

ボールの軌道を低く打つのが

ポイントになってきます。

 

 

打ち方の違い

 

テニスとの共通点は

 

 

自分の打ったボールがネット(前壁)を超えてから

相手コートでワンバウンドするまでに

打ち返せばよいというところです。

 

 

テニスとの違いは他の壁も使えることで

 

 

前壁や床のバウンド以外は、規定の高さを除いて

すべてボールが空中にある扱いとなるのです。

 

 

つまりフォルト(アウト)の概念がありません。

 

 

テニスではサイドとベースラインがあるので

コート内に収めるようにするために

ボールにスピンをかける必要があります。

 

 

スカッシュではアウトを気にする必要がないので

フラットショットでバコバコ打てます。

 

 

拳銃の流れ球を追ってるような感覚で

頭が混乱しそうですね。

 

 

ボールの違い

 

スカッシュのボールが直径4cmで

テニスボールより小さく、全てゴムでできています。

 

 

打ち続けていくとボールが温まり

空気が入って弾んでくるようになります。

 

 

軟式のテニスボールに似てますね。

 

 

中には始めから弾んでくれるボールもあるので

初心者は弾むほうを選びましょう。

 

 

同じコートでプレーする

 

壁に打つボールを交互に打つことになりますが

問題は相手の邪魔にならないか?ということです。

 

 

次に打つところに向かう道に

相手選手がいたら妨害になりますよね?

 

 

このような場合は、プレーを中断させ

審判にアピールするそうです。

 

 

なんか演技力も必要になりそうですね。

 

 

決断をする審判も大変そうです。

 

 

お互いが接触してケガする危険もありますし

近いですからケンカにもなりやすいです。

 

 

おまけにダブルスも存在しているので

お互いがヒートアップして

ラケットが凶器に変わらないか心配です。

 

 

ラケットに共通点ある?

 

スカッシュのラケットはテニスよりも

バトミントンに似た形状や重さをしています。

 

 

壁に当たったボールを打ち返すために

手首を返すような打ち方になるため

軽さは重要になってきます。

 

 

テニスを始めたいのに、間違って

スカッシュのラケットを買わないようにしましょう。

 

 

テニスとスカッシュのラケット比較表

テニス スカッシュ
全長 73cm以内 68cm以内
面の幅 30cm前後 20cm前後
面の形状 楕円 涙型
重さ 300g前後 110~200g
ガット ナイロン、ポリエステル ポリウレタン
価格 3万円前後 2万円前後

 

 

ラケットの長さはさほど変わりありませんが

重さが大きく違っています。

 

 

スカッシュのラケットの重さには幅があり

軽いものから重いものまであります。

 

 

使用プレーヤーによって

使うラケットに個性が出やすいですし、

 

 

上達していくにつれて

ラケットを変更する頻度も多くなります。

 

 

体型のハンデが少ない

 

スカッシュでは女性が軽いラケットを使い

男性が重いラケットを使うことになりますが

身長差や筋力のハンデを受けにくいスポーツです。

 

 

いくらコースを狙ってボールを打っても

壁にはね返って飛んでくるのですから

 

 

どこにボールが飛んでくるのかを予測して

その場所に早く準備できるかがポイントです。

 

 

むしろ大柄の人のほうが小回りが効かず

不利になることが多いのです。

 

 

平均的に小さい日本人にとっては

好都合なスポーツといえますね。

 

 

カロリーの消費量が2倍

 

スカッシュはテニスのカロリー消費量の

2倍あると言われています。

 

 

狭い空間なのにって思うところですが

返球する時間が早いし、

ポジションを取るフットワークが重要です。

 

 

スカッシュでの1番よいと言われるポジションは

コートの中央「Tゾーン」といわれる場所です。

 

 

床にある線の形からTゾーンと呼びますが

Tゾーンのポジションを取ったほうが勝ちと

言われるくらいで、

 

 

自分はなるべくTゾーンを陣取れるよう動き、

 

 

打つコースはTゾーンから

遠ざけるようにするというのが

基本的な戦い方となります。

 

 

ボールを打ったらTゾーンに戻るという

動きの繰り返しとなるので

確かにハードなスポーツですよねー。

 

 

まとめ

 

テニスとスカッシュの違い

スカッシュは四方を壁に覆わた壁打ちスタイル

相手と同じコートで交互にボールを打つ

ネット代わりの線の高さが43㎝とかなり低い

横と後ろの壁のバウンドはカウントされない

プレーの妨害は審判の判断で決まる

ラケットはテニスとバトミントンの中間

 

 

スカッシュは日本ではあまり普及されていない

スポーツですが、全国に施設は存在しています。

 

 

テニスの技術向上になるヒントがあるかもしれないので

ぜひ1度やってみたいものですね。

 

 

 

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