2020年 10月から第三のビールが値上りって知ってます?
今後、酒造会社の未来はどうなっていくのでしょうか?
値上げる第三のビールとは
そもそも第三のビールってなんでしょうか?
実はビールではありません。
広告用につけられた名前が定着してしまったようです。
正確には ビール風味の発泡酒で
混合を防ぐために 新ジャンル とも呼ばれます。
法律でいうところの その他の醸造酒 でもなく
リキュールでもない為、税率が下がるんですね。
まぁ美味しくて安いのは庶民の味方です
2020年10月からの値上げ価格
一体どれほど値上げするのでしょうか?
1ℓあたり28円の増税 となります。
350ml缶だとおよそ10円の値上げ です。
新ジャンル派は けっこう大打撃です
これを元にして各メーカーが価格改定していくでしょう。
他にも増減税があるのでまとめてみました。
2020年10月~ | 1ℓあたり |
---|---|
新ジャンル(第三のビール) | 28円の増税 |
ビール | 7円の減税 |
日本酒(紹興酒) | 10円の減税 |
ワイン(果実酒) | 10円の増税 |
発泡酒 (麦芽比率25%以上50%未満) |
11円の減税 |
発泡酒 (麦芽比率25%未満) |
変化なし |
チューハイ類 | 変化なし |
タバコ | 1本あたり1円の増税 |
酒税の今後の価格スケジュール
実は酒税の変更はまだ続くんです。
次回は2023年10月と2026年10月です。
また表にまとめてみました。
2023年10月~ | 統合名 | 350mⅼあたりの税金 | |||
ビール | ビール | 63円 | |||
新ジャンル(第三のビール) | 発泡酒 | 47円 | |||
発泡酒 (麦芽比率25%以上50%未満) |
|||||
発泡酒 (麦芽比率25%未満) |
|||||
日本酒(紹興酒) | 醸造酒類 | 35円 | |||
ワイン(果実酒) | |||||
チューハイ類 | チューハイ類 | 28円 |
2026年10月~ | 統合名 | 350mⅼあたりの税金 |
ビール | 発泡性酒類 | 54円 |
発泡酒 | ||
チューハイ類 | チューハイ類 | 35円 |
醸造酒類 | 醸造酒類 | 35円 |
最終的にはビールと発泡酒が一緒になります。
ビールがかなり安くなりますね!
これは嬉しい
第三のビールとの今後の付き合い方
最終的には同じ税率になってしまうビール類達
となれば「生ビール」を飲みたくなるはず!
ですが健康の事も考えちゃいますよね…
またまた表にまとめてみました。
カロリー | 糖分 | |
ビール(350ml) | 147㎉ | 10.5g |
ご飯一杯(150g) | 252㎉ | 55.7g |
食パン一枚(60g) | 158㎉ | 28.02g |
ワイン(80g) | 58㎉ | 1.2g |
日本酒(180g) | 196㎉ | 8.82 |
焼酎(80cc) | 117㎉ | 0g |
ビールはカロリーや糖分が多めなので過剰摂取は良くないです。
始めの1杯だけ生ビール飲んで2杯目から変えたほうがよいです。
ビールは体に悪くない
皆さん朗報です!
ビールの糖質やプリン体は悪さしません!
逆に人工化合物が人害になります!
第三のビールでのうたい文句の中に
糖質ゼロ 糖質70%オフ
プリン体ゼロ
人工甘味料ゼロ
このようなフレーズを聞いたことがあるでしょう。
体に優しそうだなって思いませんか?
落とし穴があるので気をつけてください!
これは人工甘味料なんですが、砂糖の約200倍の甘味があるが
自然界に存在しない化学合成物質なので、
体内で分解されることなく血液に乗って全身をめぐります。
肝臓へのダメージ、免疫力低下、胎児への影響などが
実験で報告されています。
多く摂取すると「痛風」の原因とされ 悪役扱いですが
ビールにはそんなに含まれていません。
プリン体の量 | |
ビール(350ml) | 11~20mg |
白米100g | 25.9mg |
醬油100g | 45.2mg |
鶏レバー100g | 312.2mg |
カツオ100g | 211.4mg |
マグロ100g | 157.4mg |
もちろん大量摂取は良くないですが、食べ合わせを
考えれば「痛風」になることはないです。
具体的には4種類あるのですが明記せれていません。
発がん性物質 の「4-メチルイミダゾール」という物質が
入っているので避けるべきです!
おすすめの第三のビール
キリン「淡麗グリーラベル<生>糖質70%オフ」
アセスルファムカリウム・カラメル色素を使っておらず
糖質は350ml缶あたり1.75~3.85gで
エネルギーは98キロカロリーです。
サントリー「金麦糖質75%オフ」
アセスルファムカリウム・カラメル色素なし。
糖質は350ml缶あたり1.75~2.8gで
エネルギーは115.5キロカロリーです。
2点とも成分的には優秀なんですが、味が気になります。
私は 金麦糖質75%オフ をずっと飲んでいますが
スッキリした飲み口で 以前飲んでた「のどごし生」と
同じような印象で切り替えやすかったです。
第三のビールの値上げ、スケジュールまとめ
・ビールは飲んでもよいがほどほどに
・お酒の成分を見て選ぶ
・おつまみはプリン体の少ないもので
あれこれ考えて飲むのも面倒くさいと思います。
体に良く、自分の好み合った飲み方を見つけて
楽しいアルコールライフを送りましょう。