雑学 テニス

テニスでのラケット投げつけ行為は違反?調子が良くなるって本当?

 

 

2021年の全豪オープンの男子シングルス。

 

 

ジョコビッチとズベレフの試合ですが

 

 

ジョコビッチが怒ってラケットを投げつけ

破壊してましたが、違反にはならないのでしょうか?

 

 

なのに試合に勝ってしまいました。

 

 

なんか意図があるのでしょうか?

 

 

テニスでのラケット投げつけ行為は違反?

 

テニスでのラケットの投げつけ行為は違反です。

 

 

でもプロの試合を見るとけっこう投げてますが

あまりペナルティーが出ていないですけどね。

 

 

元女子プロテニスプレイヤーの

「杉山 愛」さんのコラム「愛’s EYE」には

 

 

ラケットや用具の乱用という違反だと言ってます。

 

 

見ててもあまり良い気分ではないですよね。

 

 

本人だって十分 分かってるはずです。

 

 

それでもラケットを投げてしまうのです。

 

 

テニスはコーチングができない

 

テニスが他のスポーツと違うのは

試合中、コーチのアドバイスが聞けないことです。

 

 

国別対抗戦などでは例外もありますが

基本は1人で戦うスポーツです。

 

 

自分のメンタルは自分でコントロールしないといけません。

 

 

ましてやプロですから

いろんなものを背負って戦ってます。

 

 

私達の想像のできない精神状態なのでしょうね。

 

 

投げつけると調子が良くなるって本当?

 

投げると試合の流れが変わるのは本当です。

 

 

2021年の全豪オープンの男子シングルス

ノバク・ジョコビッチとアレクサンダー・ズベレフの1戦では

 

 

セットカウント「1-1」での第3セット

 

 

ゲームカウント「1-3」の第5ゲーム

 

 

レシーバーのジョコビッチ劣勢。

 

 

レシーバーのアドバンテージの場面で

ズベレフのサーブに対しリターンがネットし

 

 

ジョコビッチの怒りが爆発し

ラケットを3度叩き、完全に破壊しています。

 

 

あれだけラケットを叩きつければ

コートにキズがつくでしょうし

 

 

欠片も飛び散ってましたので

自分が怪我する恐れだってあります。

 

 

ラケットを叩いた後は冷静

 

確かに劣勢なのは分かりますし

イージーミスをしてしまった

自分に怒ってるのでしょう。

 

 

しかし、そこからのプレーは冷静です。

 

 

劣勢だった3セット目を取ってしまいました。

 

 

しかも5ゲーム連取してます。

 

 

心の変化があったように見えますね。

 

 

決してよい方法とは言えませんが

気持ちを切り替える手段としては

アリなのかもしれません。

 

 

試合後の会見にて

 

試合後の会見でジョコビッチは

「自慢にはならない、でも助けになった。」と言ってます。

 

 

『試合後のジョコビッチ記者会見』

 

「1試合で9回ものブレークポイントがあり

ジェットコースターのような試合だった」

 

「ラケット破壊後に5ゲーム連取できたが

オススメはしない」

 

「もちろん、こういうのは誇りに思っていない。

ラケット破壊からの逆転についても自慢にはならない」

 

「誰しもが色んな感情を抱えているし、

みんな内なる自分と戦っている。

僕にも戦わなければならない内なる悪魔がいる。

みんな自分なりの対処法を持っているんだ。

意図的ではないにしろラケット破壊をしてしまって、

でもそれが助けになった」

※テニスデイリー記事参照

 

 

やはりラケットを投げてしまったことに

罪悪感を感じているようです。

 

 

ラケット何本持ってるの?

 

コートに入場するときに

大きなテニスバックやらを持ってきます。

 

 

中には何本も同じラケットが入ってます。

 

 

最低でも2本は持っておかないと

ガットが切れてしまったときに

試合が出来なくなってしまいます。

 

 

アマチュアレベルなら2本で十分ですが

プロともなると5本以上は持ってるとか。

 

 

ルールとしては何本持ってきてもOKなので

ジョコビッチのラケットは

壊しても大丈夫な用に用意してあるとか?

 

 

調子が悪くなったときだけ

破壊用にラケットにするとかしませんよね(^^)

 

 

まとめ

 

ラケットの投げつけ

テニスでのラケットの投げつけ行為は違反

テニスは試合中、コーチがアドバイスできない

投げつけると調子が良くなる

プロは5本以上のラケットを持っている

 

 

ラケットを投げつけて

1番悲しむのはメーカーさんですよね。

 

 

別にラケットの性能が悪いのではなくて

自分の不甲斐なさで怒ってる訳であって

ラケットメーカーは とばっちりです。

 

 

でもメーカーさんはさらによいラケットを

作ろうと努力するでしょうし

 

 

契約選手もトレーニングしますから

さらなる進化が期待できますね!

 

 

 

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