テニスラケットのガットが切れてしまった。
ここではガットが切れたときの対策が分かります。
ガットの貼り方で寿命が変わるのでしょうか?
ガットを切れないようにして、節約に努めましょう!
テニスラケットのガットが切れたらどうする?
ガットが切れた場合、まず原因を調べましょう。
ひと言でガットが切れたといっても
いろんな理由があります。
ガットの切れ方を見て、原因を特定しましょう。
そのまま捨てるのはもったいないですよ。
フレームの近くで切れている
フレームの近くでガットが切れているということは
ボールをラケットの中心で捉えれていないです。
ガットはラケットのフレームで折り返しているので
切れやすい場所ではあるのですが
常にラケットの中心で打てていれば
ガットへの負担は少なくなります。
つまり、自分の技術不足が原因です。
ボールをラケットの中心で打てるよう
ひたむきに練習をこなしていきましょう。
面の中央付近で切れている
ラケットの中心辺りで切れていたら
打ち方には問題ないです。
ガットは消耗品ですから
ひたすらボールを打っていれば
ボールとガットとの摩擦により
いつかは切れるものです。
力のあるボールを打ったりしていると
より早く切れてしまいますが
なるべく切れないようにするために
ガットの素材を変えてみたり
貼るテンションを調整してみましょう。
縦のガットが切れている
縦のガットが切れているということは
縦のガットの動きが大きく、
摩擦が頻繁に発生していることになります。
スピン系のショットが多いと
縦のガットに当たり、
擦りながらボールが飛んでいくので
ボールとの摩擦が起きやすいといえます。
横のガットが切れている
横のガットが切れているということは
フラット系のショットが多いということです。
フラット系のショットを打つと
多少はサイドスピンがかかるので
横のガットを擦ることが多くなります。
縦でも横でも悪くない
世間では横のガットが切れるのは
打ち方が悪いと思われがちですが
そんなことはありません。
人それぞれ打ち方に個性があるので
スピンなら縦、フラットなら横と
自分の特性を知るバロメーターとなります。
スピン系を使いたいのに
横のガットがよく切れるという人は
打ち方の改善が必要と気付かしてくれます。
縦ガットが切れたほうが良いと思われがちなのは
スピン系のショットが支流だからでしょう。
張り方で未来が変わる!
ガットが切れる箇所で原因が分かれば
貼り方次第で切れにくくさせることもできます。
ガットの種類を変えるというのも方法のひとつですが
今回はガットの貼り方に注目してみました。
テンションを低くする
テンションはガットを貼る引張り強さですが
輪ゴムを想像してもらうと分かりやすいです。
輪ゴムを引張ると細く、硬くなります。
より反発しますが、とても切れやすいですよね。
テンションにも同じことが言えます。
テンションを高くするほど反発しますが
切れやすくもなってしまうのです。
ただ切れにくくしたのであれば
テンションを低くするのは効果的です。
ボールの飛距離に注意
テンションを低くすると
打ったときにボールが飛びやすくなります。
トランポリンを想像してみましょう。
緩く張ったものと、きつく張ったもの、
緩く張ったほうが体の沈み込みが大きいので
それだけ反動で高く跳ぶことができますよね。
ボールを包み込むような感覚も生まれるので
少ない力でも遠くにコントロールしやすくなります。
今まで力一杯打っていた人は
飛びすぎてしまうので注意が必要です。
縦横のテンションを変える
先程、スピン系なら縦、フラット系なら横と
切れやすいガットの方向が違うと言いましたが
切れやすい方向のガットだけの
テンションを低くさせることも出来ます。
スピン系のショットを多用する選手は
縦のガットがよく切れてしまう。
切れないようにするためにテンションを低くしたが
打つ時の感覚が違うのを嫌がる場合
横のガットのテンションだけ変えないでおけば
ある程度は感覚が変わらなくて済みます。
縦のガットがよく動く
動画を見るとよく分かるのですが
テニスではラケットを横にして
打つことが多いです。
となるとボールと水平方向にあたる
横のガットはあまり動かず
縦のガットがより動いています。
より感覚を研ぎ澄ませたいのであれば
縦のテンションを高くすることによって
横との動きのバランスを近づけることもできます。
トッププロには縦のテンションを
高めにする選手は多いです。
耐久面は落ちてしまいますが
シビアな試合をする人向けといえますね。
まとめ
ガットが切れた場合、まず原因を調べる
フレーム近くで切れてたら、ボールが芯に当たってない
面の中央付近で切れてたら、打ち方に問題なし
縦のガットが切れてたら、スピン系のショットが多い
横のガットが切れてたら、フラット系のショットが多い
テンションを低くすれば、切れにくくなる
縦と横のテンションを変える方法もある
基本的に縦のガットはよく動くので、切れやすい
自分の理想のテンションを探すにも
一生辿り着くことはないでしょうね。
環境や体調の変化など
同じ条件の時なんて存在しないのです。
その中でも限りなく理想に近づけるために
いろんな条件を試して打ってみましょう。
理想を探す度もテニスの楽しさのひとつです。
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