ニホンオオカミがまだ絶滅していないのか気になります。
ここを見れば一発でどういう状況か知るとこができます。
絶滅の危機にさらされている動物たちの
これからの付き合い方を考えていきましょう。
日本オオカミ協会の活動内容
日本オオカミ協会の1番の活動は
「オオカミの冤罪(えんざい)を晴らすこと」です。
これは意外かもしれませんね。
冤罪をつくり出したのは江戸時代にさかのぼります。
人殺しの罪をオオカミにきせて、真犯人は罪を免れていたとか。
当時の農民や猟師はオオカミは人前にめったに出ない
臆病な動物だと知っていたようですが、
現代ではオオカミは人を襲う凶暴な動物と解釈されてしまいます。
徳川綱吉の有名な政策「生類憐れみの令」も
オオカミの冤罪を強制支援したと言われてます。
オオカミは頂点捕食者
オオカミって聞いてどんなイメージをお持ちですか?
怖い、凶暴で、3匹のコブタの話でも悪人役です。
確かにオオカミは頂点捕食者の地位に君臨しております。
ライオンやサメにも怖いイメージはあるので仕方ありません。
しかし人を襲うという間違った考えから
絶滅しそうにもかかわらず、注目されてきませんでした。
トキやコウノトリなどは心配されてるのですがね。
ニホンオオカミは日本に生息してる?
オオカミは100年前に日本では絶滅しました。
九州南部にはニホンオオカミが生きていました。
絶滅した理由はいくつかあります。
・明治時代のシカやイノシシの乱獲によるエサの枯渇
・エサがなく、家畜を襲うようになって駆除
・文明開花にそぐわない理由で駆除
・オオカミの毛皮が高く売れるため、乱獲
・オオカミ自体が縄張りに争いで殺し合う
・狂犬病の発症
ほとんど人間の仕業といってよいですね。
ニホンオオカミと名前がある以上、固有種かなと思いますが
外国にまだ生息しているハイイロオオカミの亜種なんです。
海外では自然保護されて守られている地域もあります。
ニホンオオカミを守っていくには
日本にはもうオオカミは絶滅しましたが
外国からオオカミを輸入して繁殖させる事ができます。
固有種ではないため外来種扱いではないのです。
生態系に影響はないのか?
心配なのは繁殖し過ぎるのじゃないかということです。
しかしオオカミが異常に繁殖することはないです。
オオカミは家族で縄張りを張り生活しています。
もし、他のオオカミ家族が縄張りに侵入した場合、
どちらかの家族が全滅するまで戦いを止めないのです。
これが絶滅した最大の要因です。
それよりも捕食者がいなくなりストレスなく
繁殖数が増加しているシカ、イノシシ、クマのほうが
よほど心配なのではないでしょうか?
どんな草でも食べれるシカは過剰採食により
森林の緑が減り、荒野と化します。
土壌も悪くなり、土砂災害が増えることでしょう。
不用意に森に入らない
オオカミは縄張り意識が高い動物ですから、
侵入者がいれば警戒します。
だからこそ興味本位で森に入るのは止めましょう。
生態系維持のためシカ、イノシシ、クマの狩猟は
ちゃんとした手続きを踏んだ上で行うのはよいですが
高価に売れるからと言ってオオカミの狩猟は決してしないで下さい。
オオカミなんか怖くない
オオカミは適切に付き合っていれば人を襲ったりしません。
むしろ人間がオオカミを凶暴にしたてているだけです。
その固定概念をなくさないとオオカミを輸入しても
同じ結果になってしまいます。
この歌を口ずさんでオオカミの冤罪を解いてやりましょう!
まとめ
オオカミの冤罪を晴らすこと
オオカミは頂点捕食者
ニホンオオカミは100年前に絶滅
オオカミは外来種扱いではない
中世ヨーロッパで生まれた「グリム童話」ですが
赤ずきんをはじめ、内容はけっこう不気味です。
自然や動物が人間様よりも下位だという
昔の宗教的価値観がはじまりと言われてます。
ウワサや思い込みは恐ろしいものですね。
あくまでも作り話なので、
オオカミのこと悪く思わないでくださいね。
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