キックサーブとはどんな意味なのでしょうか？
ここではキックサーブの意味が分かります。
キックサーブの打ち方も解説しています。
あなたも理解すれば打てるようになれますよ！
テニスでのキックサーブってどんな意味？
キックサーブというのは右打ちの場合、
跳ねた後のボールが右に飛んでいくサーブです。
キックというのは人間の「蹴る」動きのことで
誰かが蹴ったようにあり得ない方向に跳ねることから
キックサーブと呼ばれるようになりました。
それほど難しいサーブと言えるでしょう。
ツイストサーブとの違い
同じようなサーブにツイストサーブがあります。
日本語だと「ひねる」や「ねじる」です。
正面から軌道を見た場合、バネのような
ねじった放物線を描くことから
ツイストサーブと呼ばれています。
ツイストサーブのほうが古い言い方なのですが
テニスの漫画「テニスの王子様」で
主人公「越前 リョウマ」の必殺技として使われ
世に再び現れたサーブ名です。
テニプリの必殺技の中では
最も現実的な技ですね。
スピンサーブとの違い
スピンサーブは縦回転のかかったサーブの総称で
キックサーブと同じものです。
ドライブ回転がかかることにより
相手コート内に収まりやすくなりますし
バウンドが高く弾むことから
相手が強打しにくい軌道となります。
セカンドサーブとしてよく使われるサーブです。
キックサーブの打ち方が理解できません！
キックサーブは上から打っているのではありません。
頭上からラケットを振ってはいるのですが
ボールが当たってからさらに上へ振ってます。
キックサーブの原理
ボールが当たってから、さらに上に振るには
ラケットの使い方が重要となってきます。
ラケットの頂点でボールを捉えてしまうと
それ以上ラケットを上に振ることができず
スピン回転はかけれなくなります。
ラケットの振り方
①のようにボールは頂点で打つのではなく
ラケットが頂点にいく手前で打ちます。
ボールを打った後もラケットはまだ上にいくので
ボールには縦回転のスピンがかかります。
その後、②の頂点にラケットが到達し
自然と③以降へラケットが振られます。
スローで見ないとまず見分けつきません。
キックサーブのコツ
原理が分かっても打てるとは限りません。
実際にキックサーブの打つ時のコツがあります。
トスは低めに投げる
ラケットスイングの頂点で打つものではないので
いつもより低めにトスを投げると
タイミングがとりやすいです。
トスは頭上に投げる
基本はトスは斜め前に投げますが
スピンサーブのときは頭上に投げます。
頭の上にボールがくることにより
ラケットがより角度がつきますので
縦回転がさらにかかりやすくなります。
体を反るような動きにもなりますので
慣れてないと しんどい体制となります。
無理せず取り組みましょう。
ラケットは放り投げるイメージ
前にボールを打つんだから
ラケットも前に振ると思ってしまいますが
回転をかけるのが目的ですから
ラケットの振る向きは横です。
正面から見たときに「円」を書くような軌道です。
「眠 狂四郎」の円月殺法のようなイメージ。
ちょっとイメージ違いますかね？
とにかく横にラケットを遠く放り投げる感じ。
ボールは前に飛ばそう！ ではなくて
上に打ってしまう感触のほうが良いです。
体は横を向いたまま
打つときに体が開いてしまうと
肩から先のスピードが逃げてしまうので
体の動きを止め、腕だけを走らせるようにします。
意識してもなかなか出来ないので
ラケットを持ってない方の手を打った後、
反対の脇に挟むようにしてください。
体が開くのを抑えてくれます。
後ろの人に挟んだ手で
手を振ってあげましょう。
そのくらい横向きをキープ出来ればOKです。
まとめ
右打ちの場合、跳ねた後のボールが右に飛んでいくサーブ
誰かが蹴ったようにあり得ない方向に跳ねる
ツイストサーブも同じサーブ
スピンサーブは縦回転のかかったサーブの総称
ラケットはボールが当たってからさらに上へ振る
トスは頭上に低めに投げる
ラケットは円を描き横に放り投げるイメージ
体は横を向いたまま手を脇に挟む
もう年だから打てないとか
難しくて打てないキックサーブですよねー。
やってみると意外と打てるかもしれませんよ。
食わず嫌いなのも もったいないので
1度やってみてはどうでしょうか？
サービスエース取れるかもですよ！
ラケット投げつけは違反じゃないの？
↓ ↓ ↓
テニスでのラケット投げつけ行為は違反？調子が良くなるって本当？
