雑学 テニス

テニスと卓球の違いを分かりやすく解説!ルールはどうなの?

 

 

テニスと卓球の違いって何?

 

 

ここではテニスと卓球の違いが分かります。

 

 

ルールはどう違うのでしょうか?

 

 

知るともっとスポーツが楽しくなりますよ!

 

 

テニスと卓球の違い

 

テニスと卓球は同じラケットを使うスポーツです。

 

 

似たようなところがあるスポーツなのですが

実際のところはどう違うのか?

 

 

さまざまな角度から見ていきましょう。

 

 

テニスと卓球の由来

 

テニスが11世紀頃のフランスの修道院で誕生したのに対し

卓球は19世紀後半に、イギリスで誕生しています。

 

 

テニスはかなり歴史が長いですね。

 

 

卓球の始まりは単純で

 

 

雨でテニスが出来なかったため

室内のテーブルをつなげて

テニスのマネごとをしたのがきっかけです。

 

 

英語では「テーブルテニス」っていうくらいですから

テニスと卓球は兄弟のようなものですね。

 

 

テニスと卓球のボール

 

1番の違いといえばボールでしょう。

 

 

ゴムボールにフェルトを覆ったテニスボールに対し

プラスチック制の直径40㎜の「ピンポン球」を

卓球では使われています。

 

 

テニスではボールが失速しずらいので

回転をかけ、コートに収めようとしますが

 

 

ピンポン球も同じく回転をかけることで

さまざまな軌道のショットが打てます。

 

 

重さが2.7gしかなく、

57gほどあるテニスボールの21倍です。

 

 

とても軽いボールですので

屋内でないと出来ないスポーツですね。

 

 

テニスと卓球のコート

 

テニスと卓球のコート長さや面積を

簡単にまとめてみました。

 

 

テニスと卓球のコート比較表

テニス 卓球
全長 23.77m 2.74m
横(シングル) 8.23m 1.525m
横(ダブルス) 10.97
面積(シングル) 195.63㎡ 4.1785㎡
面積(ダブルス) 260.76㎡
ネット高さ 0.914m 0.1525m
標高 0m 0.76m

 

 

面積はテニスコートのほうが約62倍大きいです。

 

 

大きさはかなり違いますが

ボールがバウンドする高低差が違うのが

卓球の特徴ではないでしょうか。

 

 

バウンドする面と目線の高さを合わせられるので

卓球の高速ラリーにも対応しやすいです。

 

 

テニスと卓球のラケット

 

テニスと卓球のラケットについても

簡単にまとめてみました。

 

 

テニスと卓球のラケット比較表

テニス 卓球
長さ 73.7cm以内 15cm前後
31.7cm以内 15cm以内
ガット種類 主にナイロン、ポリエステル ゴムのラバー
テンション 平均40~50ポンド
重さ 300g前後 180g前後

 

 

兄弟といわれるテニスと卓球ですが

ラケットが独自の進化をしていますね。

 

 

卓球のラケットの進化はとても複雑です。

 

 

卓球のラケットには大きく2種類のラケットがあり

両面にゴムを貼っている「シェークハンド」

片面だけにゴムを貼っている「ペンホルダー」です。

 

 

テニスのラケットはどちらかといえば

両面でボールは打てるのでシェークハンドですね。

 

 

ペンホルダーで持てるほどの重さじゃないです。

 

 

ルールはどうなの?

 

卓球が誕生してから独自の進化を遂げ

ルールはテニスと比べて

どのように変わったのでしょうか?

 

 

いろんな角度から見ていきましょう。

 

 

サーブ

 

サーブのルールはだいぶ違います。

 

 

テニスは相手コートのサービスエリアに

ワンバウンドすればOKなのですが

 

 

卓球はまず自分のコートでワンバウンドさせ

次に相手コートでツーバウントしなければいけません。

 

 

小さいコートなのに200km以上の

サーブを打たれても返球できませんよね。

 

 

テニスでいう「トス」の高さは

卓球の場合、ボールを上げる手のひらから

16cm以上 上げないといけません。

 

 

アンダーサーブは打てないということです。

 

 

しかし、サーブからでもポイントを取ることは多く

ラケットのゴム面の摩擦や軽いボールを使い

回転をかけて相手に的を絞らせなくできます。

 

 

リアルなテニスでは不可能に近い

テニプリの必殺技である、海堂の「スネイク」や

手塚部長の「零式ドロップ」なんかも

打てちゃいます。

 

 

卓球は「回転ゲー」なのです。

 

 

ポイントの数え方

 

テニスのような15点刻みの変なポイントではなく

1点、2点、3点と加算されていく方式で

 

 

10点先取したほうが1ゲーム取れ

先に3ゲーム取ったほうが勝ちとなります。

 

 

点数が 9:9 や 10:10 となった場合は

2点差がつくまで続く、「デュース」となります。

 

 

うまくテニスの良いところを取った感じです。

 

 

昔は、守備的な打ち合いが多く

試合時間が長くなっていたようですが

 

 

試合時間が10分経過したときの促進ルールや

 

 

ネットの高さを低くしたり、

 

 

ボールの材質や直径を変えたりと、

 

 

ドライブ回転の早いボールを打ってもらおうと

卓球協会は積極的な改革をしてきていますね。

 

 

ダブルスのルール

 

ダブルスのルールで大きく違うことは

卓球では交互に打たなくてはいけないことです。

 

 

狭いコートの中なので、やれなくはないですが

 

 

打った後に味方と接触しないように

いかに回避しながら

次の番にそなえなければいけないので

 

 

味方と息をピッタリ合わせないといけません。

 

 

テニスで交互に打たないといけなくなったら

シングルスコートでも疲れるでしょうね。

 

 

促進ルール

 

促進ルールってテニスでも使えないか?と思い

どんな内容か確認しておきましょう。

 

 

サーブは2本から1本へ

 

いきなりセカンドサーブということです。

 

 

テニスでは入れにいくセカンドサーブより

エースが取れるファーストサーブのほうが

時間短縮になりそうです。

 

 

入れないと「フォルト」になるので

余計緊張しそうですよね。

 

 

レシーバーが13回しのいだらポイント

 

レシーバーは13回しのぐということですから

ラリーは26回続いたという計算になります。

 

 

私の調べた限り、1ポイントにおける

ラリーの平均回数は約5回なので

26回も続くことはほとんどないです。

 

 

たまにスマッシュとロブが続くことがありますが

13回も続くことはないと思います。

 

 

お互いが認めれば始めから適用

 

お互い、サーブが苦手だったり

ディフェンスを主体とするプレースタイルなら

率先して促進ルール適用を認めるかもしれません。

 

 

客観的に試合を見学するとなると

緩いサーブからラリーを打ち合っているだけで

締まらない試合になると予想しますよね。

 

 

それはプレーヤー同士も感じるでしょうし

反対に試合時間を長くすることになるので

促進ルールはテニスに向いていませんね。

 

 

まとめ

 

テニスと卓球の違い

卓球は室内のテーブルをつなげてテニスのマネごとをした

プラスチック制の直径40㎜の「ピンポン球」を使う

バウンドする球の位置がテーブルの分、高い

卓球のラケットは需要に応じて進化数が多い

サーブは1度自分のコートでバウンドさせる

ダブルスでは味方は交互に打つ

卓球の促進ルールはテニスでは使えない

 

 

同じラケットを使う競技として

どちらを始めようか悩んでいる人も

いるのではないでしょうか?

 

 

私が感じる限り、テニスのほうが楽です。

 

 

卓球のほうが面積が小さいし

動く距離も少ないと思うかもしれませんが

 

 

打ったボールがすぐ返ってきますし

そのボールが早いし回転かかってるしで

見た目以上に疲れます。

 

 

テニスはガッツリやれば疲れますが

ラリーを打つだけでも十分楽しいです。

 

 

生涯スポーツと言われるテニスを

始めてみてはどうでしょうか?

 

 

 

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