テニス用の靴ってちょっと高いなー。
普通のスポーツ靴でもできないなか?
ここではテニス用と普通の靴の違いが分かります。
初心者用にポイントをおさえておきましょう。
テニス用と普通の靴の違いって何?
テニス用と普通の靴の大きな違いは「頑丈さ」です。
普段から履けるスニーカーやランニング靴は
足が疲れないよう軽く作られています。
テニス靴も軽くあるほどよいのですが
前に走るだけじゃないので
あらゆる角度から衝撃に耐える必要があります。
1方向しか考えなくてよい軽い靴より
全方向考えるテニス用靴のほうが
機能が増え、結果的に重くなってしまいます。
車の「ドライブレコーダー」に例えてみると
前方向しか映さないものより
全方向対応の「アラウンドビューモニター」は
値段は高くなりますよね?
テニス靴は性能が詰まっているのです。
横の動きを意識している
テニスでは横の激しい動きが多いですので
サイドにかかる衝撃に耐える設計がされています。
似たような靴に「バスケットシューズ」がありますが
バスケットは上にジャンプする動きも多いことから
足首を捻挫しないよう「ハイカット」が多いです。
テニスではジャンプする動きは少ないですから
ハイカットはいらず、その分軽くすることができます。
コートを痛めない靴底
テニス用靴はあまり凹凸がなく
全体的に靴底が平らなものが多いです。
靴底に ごっつい凹凸や溝が入っていると
ボールを打とうと足を踏ん張ったときに
コートを傷つけてしまうからです。
日本のテニスコートは人口芝に砂を撒いた
通称「オムニコート」が多いです。
オムニコートについての記事はこちら
↓ ↓ ↓
テニスのオムニコートってどんな特徴なんですか?海外にはあるの?
他のスポーツでは見られない地面なのですが
維持費が安くできる半面、痛みやすいです。
なので砂を撒き 靴を滑らしやすくすることで
コートへのダメージを逃しています。
ここまで紹介したことをふまえて
初心者がテニス靴が選ぶポイントを考えましょう。
テニス用靴で初心者がおさえておくポイントは?
1番に考えることは、「サイドの丈夫さ」です。
10年以上テニスをしてきていますが
テニス靴は足の親指や小指の付け根の部分から
穴が開いていくことがほとんどです。
コスパ重視で安いスポーツシューズを買っても
頻繁に穴が開くようなら買い替えます。
丈夫な靴ならば買い替える頻度が減り
長い目でみればコストの削減になります。
自分の足に合わせる
靴のサイドが重要になってきますので
選ぶときは試しに履いてみるのが良いです。
履いた時にサイドに空間がなくピッタリしているほうが
その分、反応が早くなります。
日本人は足幅が広く「甲高」と言われてますが
履いてみないと相性の良い靴は分かりません。
海外ブランドの靴は細めだとか
YONEXは日本人に足に合ってるとか言われますが
実際は履いてみないと何とも言えませんね。
つま先は余裕いるの?
つま先の余裕は人によって違います。
履く時に踵をトントンと軽く蹴って
つま先に余裕をもたせたほうが
先端から衝撃を受けにくいと言われたり
靴は足の指のつけ根が曲がるところが
曲がりやすくなるよう設計されているから
ピッタリのサイズを選んだほうがよいとか
いろんな意見があり、正直分かりません。
足の形は人それぞれ違いますから
どちらの理論が正しいのか
履いてみないことには答えは出ないでしょう。
履いた時のフィーリングの良さ
気持ちよく動けてテニスできるのが1番です。
よく使うコートに合わせる
この先、テニスをしていく中で
どのコートでプレーする機会が多いか考えてみましょう。
週1でテニススクールに通うのであれば
カーペットやハードコートが多いでしょうし
知り合いの人とコートを借りてプレーするなら
オムニコートが多くなります。
どのコートでも言えることですが
バスケットのような「グリップ性」は必要ありません。
極論を言えば、靴底はツルツルでもよいです。
それよりも厚く丈夫な靴底を選んだほうが
プレーしやすいし、コートも痛めません。
どのコートでも使える「オールコート用」は
溝が浅くギザギザしていないので
それほどグリップ性はありませんが
初心者が選ぶ分には問題ないでしょう。
軽量、柔らかさが正義ではない
軽量や柔らかい靴だと
ボールを打つ時の踏ん張りが効きません。
よく動くからといって軽い靴を選ぶと
踏ん張りの効いたボールが打てなくなり
どうしても相手の打ったボールに負けてしまいますから
結果的に相手に打たせやすいボールを打つことになり
余計に走らされるコースを打たせやすくさせます。
テニスは走りながら打つより
止まって狙いを定めて打つほうが
威力のある入る確率の高いボールが打てます。
こちらが威力のあるボールを打ち続けることができれば
相手は返球することにやっとで
結果、自分は走らなくてよくなります。
普段からテニス専用靴を履いてプレーしてて
たまたま忘れ、普通の運動靴でやったときは
いつもの靴じゃないのは違和感ありますし
非常にやりにくさを感じます。
始めは重いと感じるテニス靴も
慣れてこれば気にならなくなりますよ。
まとめ
大きな違いは、サイド部分の頑丈さ
コート痛めないような靴底をしている
サイドに空間がなくピッタリしている靴を選ぶ
つま先の余裕は足の形状によって違う
靴底はグリップのないツルツル面でもできる
軽量、柔らかい靴は踏ん張れず、打ち負ける
テニスは楽しく出来たほうがいいに決まってます。
テニス靴だっていくら機能の優れていても
デザイン的に気に入ってなければ
愛着が湧いてこないですよね。
始めてテニスをするときは
何が正解かなんて分かるはずないのですから
ある程度の性能さえクリアしていれば
デザイン重視で選んでもいいでしょうね。
テニスを続けていくうちに
いろんな知識を覚えていくでしょうから
買い替えるその時にまた考えればよいのです。
もっとこうだと良いとか、自分なりに
記録をとっておくといいですね。
靴ってこんなに高いの!? 形から入るならコレ!
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