雑学 テニス

1度は打ちたい!ジャックナイフはテニスでどんな意味?語源はある?

 

 

テニスで言ってるジャックナイフって何?

 

 

ここではジャックナイフの意味や語源が分かります。

 

 

分かりやすい打ち方はあるのでしょうか?

 

 

ぜひ1度 挑戦してみましょう!

 

 

ジャックナイフはどんな意味?

 

ジャックナイフはテニスの打ち方のひとつで

バックハンドに飛んできた高く弾んだボールを

ジャンプし空中で打つショットです。

 

 

本来、ラケットのスイングは地面に足をつけ

踏ん張って打つものですが

 

 

弱点と言われる高めのバックハンドの位置も

力強く打ちたいと考えたため、

人は飛ぶことを思いついたのです。

 

 

ジャックナイフの語源はある?

 

ジャックナイフはアメリカの水兵さんが

折りたたんで携帯しており、

主にロープなどを切るために使っていたナイフです。

 

 

ジャック(jack)は英語で「水兵、船員」を表します。

 

 

現在では飛び出しナイフは

通り魔犯罪で使われる物騒なイメージですが

 

 

ポケットから取り出し、シャキーンと

刃を飛びたすシーンはカッコイイです。

 

 

鋭どそうな名前の印象から

ジャックナイフと例えたのですね。

 

 

ジャックナイフの歴史は浅い

 

伝統あるテニスの中でジャックナイフは

まだ新しい部類の打ち方です。

 

 

発端と言われているのが 1998年

世界ランキング1位に登りつめた

マルセロ・リオス(チリ)です。

 

 

 

 

身長が175㎝とプロの中では小さく

課題となる高い位置のバックハンドを

ジャックナイフでカバーしています。

 

 

リターンに定評のある選手で

リターンでのポイント率は29%と高く

 

 

バック側に高く弾んだサーブを返すのは

想像しただけで嫌になるというのに

工夫して乗り越えていたのですね。

 

 

「エアケイ」もジャックナイフのひとつ

 

日本人プレイヤーである「錦織 圭」選手も

身長の低さをカバーするために

ジャックナイフを多用しており

 

 

見事なボディバランスと滞空時間の長さから

通称「エアケイ」と呼ばれています。

 

 

フォアハンドで打っているのですが

ジャンピングショットとしては同じです。

 

 

今ではジャックナイフより定着しており

同じ日本人として誇らしいですね。

 

 

ジャックナイフの打ち方

 

ジャックナイフは片足で飛び、

同じ足で着地するので、

スキップとよく似ています。

 

 

つまり片足で打てるようにするのが

ジャックナイフの第1歩となります。

 

 

前になる足でジャンプする

 

右利きの人がバックハンドを打つ場合

打つポイントを決めてから

右足1本になりボールを打ちましょう。

 

 

始めはボールを飛ばすことが出来ませんが

体の使い方を知ることが重要です。

 

 

空中で後ろ足を蹴り上げる

 

空中では地面反力を使えないので

体の使い方でボールの威力を

出さいないといけません。

 

 

右利きの場合、右肩を入れて捻りを出す他に

 

 

左足は水泳の平泳ぎのように

上半身に足を折りたたみ

ボールを打つ瞬間、一気に蹴り上げます。

 

 

ジャンプと蹴り上げるタイミングが難しいですが

体の軸を保てたまま打てるようになれば

威力のあるジャックナイフが打てるようになります。

 

 

折りたたんだ足を蹴り上げるところが

ジャックナイフと言われる由縁です。

 

 

ジャックナイフは必要?

 

一般テニスではジャックナイフは

必要ないショットです。

 

 

別になくても十分戦えますからね。

 

 

現代のテニスでは必要だとか聞きますが

昔はそんな打ち方なかったですし

テニスのルールが変わったわけでもありません。

 

 

ラケット自体の進化は進んでいますが

打ち方まで変える必要はないでしょう。

 

 

高い位置に飛んできたボールは

ハイボレーかスライスで返せばよいです。

 

 

チャンスボールはボレーで

 

ネット付近での高い位置のボールは

ハイボレーで対応することができます。

 

 

タイムングのとりにくいジャックナイフより

的をつけやすいボレーでコースを狙えば

アウトにもなりにくいです。

 

 

バックのリターンはスライスで

 

ジャックナイフでリターンエースが取れれば

とてもカッコイイのですが

まずはきっちり返すことが大切です。

 

 

返せないと試合にならないですからね。

 

 

スライスでも相手コートのベースラインまで

深く返球することができれば

勝機は十分あります。

 

 

ジャックナイフで1発で決めようとするより

 

 

配給の中でオープンスペースを作り

的確に打てる技術を磨くほうが

安定したプレーができます。

 

 

まとめ

 

ジャックナイフ

高く弾んだボールをジャンプし打つショット

水兵が携帯していた折りたたみナイフが語源

打ち方は片足で飛ぶスキップと似ている

打てればカッコ良いが一般テニスでは必要ない

 

 

ジャックナイフと聞くと

切れ味が鋭く、犯罪で使う感じがしますが

 

 

元は船乗りが使っていた携帯ナイフだなんて

ちゃんとした商売道具なのですね。

 

 

1997年の映画「タイタニック」の主人公が

ジャック・ドーソン という名前だったのは

偶然じゃないかもしれません。

 

 

当時、めっちゃ流行った映画なのですが

 

 

こないだ初めてみて

ただ豪華客船が沈むだけの話ではなく

前半のラブロマンスが素敵でした。

 

 

青いダイヤと言われる「碧洋のハート」は

まだ海中に眠ってるのでしょうか?

 

 

テニスとは全く関係ないです^^;

 

 

 

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