雑学 テニス

テニスダブルスの掛け声で「ケア」の意味とは?必要なのか考える

 

 

ダブルスの掛け声「ケア」の意味が分からない・・・

 

 

ここではテニスの掛け声「ケア」について分かります。

 

 

この掛け声は試合では必要なのでしょうか?

 

 

普段使っているテニスの掛け声を疑いましょう。

 

 

テニスダブルスの掛け声で「ケア」の意味

 

テニスの掛け声で言う「ケア」とは

「気を付けて!」とコートにいる人に

注意する時に使う言葉です。

 

 

「気を付けて」は英語で「careful」(ケアフル)。

 

 

ケアフルが短くなって「ケア」となったのです。

 

 

どんな時に使う?

 

一番多く使われるのはテニスのプレー中、

プレイヤーの足元にボールが転がっており

踏んだら危ないよと伝える時に使います。

 

 

テニスボールは踏んでも潰せないので

足元にあるのを知らずにボールを踏むと

足首を痛める危険があります。

 

 

プレーに集中している状態だと

周囲のボールには気付かないことが多いので

回りのプレイヤーが気にしてあげましょう。

 

 

試合中に使う場面もある

 

ダブルステニスの試合中でも「ケア!」と

聞いたことはないでしょうか?

 

 

試合中に使う「ケア」の場面とは

 

 

返球したボールが浮いてしまったので

敵にチャンスボールを与えてしまい

 

 

敵がスマッシュなどの勢いあるボールを

打ってくるよとパートナーに知らせることです。

 

 

なんか指示してるのかなと思ってましたが

ただ忠告してるだけなんですね。

 

 

ホントに必要な掛け声なのか

疑わしいところがあるので

掘り下げてみましょう。

 

 

「ケア」の掛け声は必要なのか考える

 

ただ忠告しているだけの「ケア」の掛け声。

 

 

それって必要なのでしょうか?

 

 

私なら「そんなん見たら分かるわー」と

ツッコミたくなります。

 

 

パートナーとのコミュニケーションで

言ってるだけかもしれませんが

 

 

プレー中ならもっと効果的な

使い方をするべきです。

 

 

後衛からの「ケア」の掛け声

 

女子のダブルスを見てると

「ストレートケア!」って叫んでる人いません?

 

 

後衛のほうがコート全体を見渡せるので

比較的冷静に判断することができますが

 

 

前衛から見たら余計なお世話です。

 

 

ボールがどこに飛んでいって

相手がどのように動いているかは

前を見ていれば判断できることです。

 

 

前衛はクロスに打ってくると思っても

後衛がストレートケアと言ってしまうと

前衛は困惑してしまいますよ。

 

 

前衛の役割を忘れずに

 

前衛はボレーを決めてナンボの立場です。

 

 

相手の動きを観察し、チャンスがあれば

ポーチに出る機会を伺っているのですから

 

 

後衛から「ストレート気を付けて」と言われると

勝負する気持ちを削いでしまうことになります。

 

 

後衛は前衛の動きに合わせて

補助する役割だと考えておきましょう。

 

 

無意味な掛け声はマイナスになりますよ。

 

 

「ケア」はマイナスな言葉

 

ケアするということは

少なくとも守りの体制に入っています。

 

 

パートナーが「ケア」と言うと

味方は「守らなきゃ」とマイナスな感情になるし

 

 

対戦相手に聞こえていたとしたら

「今、うちらがチャンスなんだ」と

積極性を感じ与えてしまうことにもなります。

 

 

どんな状況でも「ケア」という言葉は

使わないほうがよいでしょう。

 

 

とはいえダブルスはチームワークが大切で

掛け声をすることは悪くないです。

 

 

どんな掛け声がお似合いなのでしょうか?

 

 

後衛は打つショットを伝える

 

「ケア」を試合で言わないとなると

どんな掛け声を言うべきなのでしょうか?

 

 

それは自分の打つ状況を実況することです。

 

 

「ロブ上げまーす」とか

 

 

「前に出まーす」とか

 

 

自分のやろうとしてることを

声に出してやればいいのです。

 

 

前衛は相手の動きを注視して

ポーチに出るチャンスを伺ってるのですから

 

 

相手の状態なんて言わなくていいので

全く見えていない自分の動きを伝えることで

ポーチに出るチャンスを伺う材料になります。

 

 

宣言して打つことにより

自分がきちんと狙ったところに打てているか

練習にもなりますね。

 

 

宣言した通りに打つことができれば

パートナーのコンディションも確認できたり

 

 

不安定なショットがあれば

プレー外で話し合って作戦を立てることもできます。

 

 

相手の情報を探ることも重要ですが

パートナーの事も考えるようにしましょう。

 

 

まとめ

 

テニスの掛け声「ケア」

・足元のボールを踏まないよう気を付けてと伝えること

・試合中には相手の返球に気を付けるよう知らせること

・後衛からの「ケア」は必要ない

・前衛はボレーで決めるのが役割で、ケアする必要なし

・守りの掛け声より攻めの掛け声を使うようにする

 

 

私もなんで「ケア」って言ってるのか

今まで知らなかったので

 

 

ロブが浅くなってしまった場合

後ろに下がってスマッシュを取れる体制になる

準備を知らせるものだと思ってました。

 

 

必要ない掛け声なんて覚えなくていいし

使ってる人を見かけたら

心の中だけで あざ笑っておきましょう。

 

 

みなさんも「ケア」を使うときは

足元にボールが転がっているときだけにし、

試合中は使わないようにしましょう。

 

 

テニスはメンタルが大切なスポーツです!

 

 

 

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